潜る日が続いています。

ようやくワークパーミットが発給されました。詳細は追ってご報告します。おかげでサメツアー(笑)の後はようやくタオで落ち着いてお仕事モードに。毎日4ダイブ潜っていますが、写真は参考まで、ぐらいしか撮っていませんので、触りを少しご紹介。

今年のタオの海は水温が例年ほど上がらず(天候もそれほど暑くありませんし)、時々浮遊物が増える状況です。結構異常気象と言っても良いような状況ですが、涼しいせいかあまり話題に上らず…。
春先の特徴で魚影は濃いのですが、写真を撮れたものでは

サウスウエストピナクルクロリボンスズメダイの群れの濃さがハンパないです。元々多いのですが、今はまるで黒雲みたいな塊りになっています。

そこに捕食者も回って来ますが、お客様がタイワンカマスがクロリボンスズメダイを食べているシーンを目撃!
タイワンカマスの捕食はなかなか目にすることが無く、ちょっと驚きです。

また、いつも回っているコガネアジですが、若い個体だけの群れでハンティングしているのも、ちょっと珍しかったです。

 

31日がフルムーンだったためか、翌日のダイビングではクマノミの卵が目に付きました。

ツインズではお馴染みのトウアカクマノミ。大きな貝殻を産卵床にしています。鮮やかなオレンジの部分が卵ですが、色から見て産み立てですね。

 

そして、岩場の上ではハナビラクマノミの卵も見つけました。こちらも産み立ての色。

他のポイントでもあちこちで卵を発見しましたので、満月のタイミングで一斉に産卵したのでしょう。

卵に新鮮な水を送ったり、ゴミを除けて掃除したり、一生懸命の子育ての姿が微笑ましく思えました。

まだまだしばらくは潜る日が続きます。また水中の様子もご報告しますね。