ほど良いまとまりの群れでした。

少し間が空きましたが、先日のフルデイトリップの3本目。タオ島近くに戻って来て、シャークアイランドでのダイビングです。時間的に他の船もいなくて貸し切り状態。波も流れもそれほど無くて快適でした。

ここはマクロネタも結構多いポイントなので、ちょっと迷ったのですが、今までなかなか撮れなかった魚の群れを撮りたくてワイドのまま。撮りたかったものとは…

タテフエダイの群れです。他のポイントにもいる魚ですが、ここでは数も多くまとまって群れています。残念なことに、あまり玉のようにはならずに広がってしまうので、このぐらいの規模にしか写りません。もっと沢山いるのですが。

順光側から青抜きで。逃げ回ったりはしないので、撮影位置を変えていろいろな方向から撮ることも出来ます。

 

棚の上のツキチョウチョウウオの群れは、最近地べたに降りたままで泳いでくれず。今回もスルーしました。一方、同じ棚上の定番、ブチウミウシは大きな個体がいて、ワイドレンズでもそこそこのサイズに撮れました。

ちょうど丸くなっていたので、いつも以上に美味しそうに見えます(笑)。

 

安全停止の深度になる浅場のサンゴエリア。カラフルではありませんが、いろいろなサンゴが入り混じって、隙間の無いほどビッシリと広がっています。

 

その上に、最近キビナゴの群れが大発生。随分大きくなったので、光の矢のように動き回るのがとても綺麗です。水面近くなのでダツに狙われて右往左往。

(写真は動画からの切り出しです)

キビナゴを捕食するため、コガネアジイケカツオも集まっていました。オオクチではない普通のイケカツオがこんなにいるのは、タオではちょっと珍しいことです。いずれ食べ尽くされてしまうのでしょうけれど、キビナゴには世代交代してまた増えて欲しいものです。