ギンガメアジ、大爆発していました!

海の仕事が続いて更新が遅れましたが、仕事終わりに追加してセイルロックに行って来ました。ゲストは連れず久々にカメラを持っての撮影です。

前日吹き出した西風がまた収まり、海はベタ凪。今年はまだ暑期が続くみたいです。とはいえ、所々で積乱雲が見えるのは…暑過ぎて上昇気流が発生しているのでしょうか?パンガン島ではまとまった雨のようです。

 

セイルロックもバックに雲を従えて、一段とダイナミックな景観ですね。

 

潜ってみたら、水も中層まではまずまず綺麗。飛び根が上から綺麗に見えるので、そこに潜降。ちょっと先に進むと、いきなりギンガメアジの玉にぶつかりました。

後は説明するより、写真を見ていただく方が良いですね。カメラを持ってこのコンディションでこの状態の群れに当たったのは、本当に久しぶりです。なかなか撮れないカットを収めて大満足でした。

是非クリックして拡大写真をご覧下さい。
他にもオオカマスツバメウオなど、かなりまとまった群れが撮れたので、またUPします。動画もYou tubeに載せますのでご期待下さい。

水中撮影機材
Camera:Canon EOS 60D 
Housing:INON X-2 for EOS 60D
Lens:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
Strobe:INON Z-240 2灯

 

 

群れもジンベエも!贅沢ダイブでした。

GWを控えて、初めて乗るボートの下見を兼ねてのダイビング。ガイドではないのでカメラ持って潜らせてもらいました。

最近コンディションの上がっているチュンポンピナクルですが、キンセンフエダイがスゴイことになっているので、それ狙いです。移動中にキャプテンから「ジンベエ出てるぞ」と情報ありましたが、まあジンベエはどこかで当たるので、初志貫徹でバラクーダロックへ。

 

いやー、本当にスゴイことになっています。水底近くにいることの多いキンセンフエダイですが、根のトップまで上がっていて、まるで雲のよう。

奥の方までずーっと魚の塊りです。比較対象が無いとわかり難いので、人が入ると。

 

下からアオるとシルエットになりますが、渦の濃さがわかると思います。

 

寄らないと色が出ないのですが、寄るとフィッシュアイでも群れが入り切らない。

動画向けなので、ジックリ回してきました。後で編集してUPします。

で、ジンベエザメは…

ずーっと行ったり来たり。二個体いたという説もありますが、あまりちゃんと見ていなかったので不明です。最近出ている中では大きめの、5mは有りそうな個体でした。

GW中はカメラを持って潜らないので、陸情報を小出しにします。落ち着いたらまたダイビング報告UPしますね。

セイルロック最高です!

ソンクラン休暇のゲストが引けて、個人的には時間が空きました。そこでBig Blueさんのフルデイトリップに便乗させてもらい、久々に撮影目的でセイルロックへ。


ドローンも持参して(ライセンス待ちですが…練習ということで)、初めて上からの画を撮ってみました。

やっぱり、見るからにスゴイ岩礁ですね。岩の形も上からだと良くわかります。
水中は少し前まで濁りがあったのですが、急速に綺麗になっていました。前回ソンクランのお客様のガイドで潜ったら、過去最高なぐらいのギンガメアジの群れが根の上にいたので、今日はもうそれ一点勝負です。

 

他の魚には目もくれず離れ根へ直行。そこはもうギンガメ天国です。水が綺麗になったせいか、前回ほどの密集でないのが残念ですが、おびただしいとしか言いようのない数と密度のギンガメアジが右往左往。

 

数が多過ぎて手前の魚しか写らず、奥の方の塊りの中心は黒い影にしか見えません。フィッシュアイレンズでも表現が難しいところです。
1本目は大半の時間をここで費やして、船に戻ったら…

ジンベエザメ、出ていたそうです。
見れなかったのは一人だけ(笑)。

でもまあ、今日の狙いは違いますから。と思っていたら、ボートの周りにやって来て水面直下でグルグル。

スノーケリングでも見に行けたぐらい、サービス精神の旺盛な子でした。

 

2本目、潮が南に変わったので、密集具合に期待してまた離れ根へ。ジンベエ?なんでしょうそれは?

今度はより一層の塊りに。でも、やはり黒い影としか写りません。ここのギンガメアジ玉、どうやれば伝わるのだろう?実際に潜って見ていただくしかないのかと思います。
動画はMOVIEページにUPしたので、そちらも是非ご覧下さい。

 

もう充分か、と思って戻る道すがら、ピックハンドルバラクーダツバメウオなども、一応押さえておきます。ツバメウオは去年の爆発的な数より減っているような。

 

そうこうしている内に、向こうから何かがやって来る。待ち構えていたら件のジンベエです。

今回、動画しか撮っていないので、写真は切り出しです。止まってくれない子なので1カットのみ。その後浮上間際にも現れたので、もう1カット撮れましたが。

結局、まだ居着いているということで3本目もセイル!残念ながらもう出ませんでしたが、この日はサウスウエストピナクルでも出ていたそうで、個体数が増えて来ているのに期待できますね。

GWまで、この海況とジンベエ、続いて欲しいものです。

 

 

 

 

 

透明度が上がってきました!

連日ダイビングに出ていますが、写真や動画は片手間にしか撮れないので、かいつまんでのUPになります。それもワイド系のみになりますが、ご了承下さい。

ジンベエザメへの期待も有って、どうしても行く回数の多くなるチュンポンピナクル。先月末の満月を境に透明度が上がって来ました。中層から上はかなり綺麗になっています。

根の上の常連、ツバメウオたちも前回よりまとまってくれて、格好の被写体になっています。

晴れて明るい日には、安全停止の時間も気持ち良いですね。

深場にはまだ濁りが溜まっている感じですが、北の根の辺りも前より見えるようになってきました。水底近くになりますが、キンセンフエダイの群れがギッシリ固まっています。

周辺にはピックハンドルバラクーダオニアジも群れているので、もう少し水が抜けてくれたら綺麗に撮れると思います。

 

そして、チュンポンの後の2本目に行くことが多くなるグリーンロック。ここはタオ島特有の岩地形を一部切り取って水中に置いたようなポイントです。

地形派ダイバーならスイムスルーを通ったり、また岩にはところどころサンゴやイソギンチャクなども付いていて、根の上にはイバラカンザシも多く、景観も楽しめます。

そして、今年の目玉はギンガメアジの群れ。まだ若いので運動会みたいにあちこち泳ぎ回って、まとまった玉にはなかなかなってくれないのですが、個体数はかなりの数です。

似たようなサイズのマブタシマアジも群れているので、上手くまとまってコラボになってくれれば、良い写真が撮れそうです。早く成長して玉を作って欲しいですね。

これからシーズン本格化、いろいろ期待が膨らむ海の状況です。

魚の吹き溜まりでした!

リピーターのお客様との連日ダイビング。今年は明らかに異常気象で、暑期なのに雲が多くて気温が上がらず(涼しくて過ごし易いですが)、水温も低め。特に深場の冷たい水の中に濁りが溜まっている状態で、透明度もイマイチです。

チュンポンピナクルも、中層の群れを見るダイビングが多く、下の方のキンセンフエダイなどはあきらめていたのですが、満月後から回復してきたようなので、バラクーダロックの方まで様子を見に行って来ました。

潮の当たる側には、やはりクロリボンスズメダイの群れ。ここも密度がハンパなかったです。今年は特に増えているようですね。

そして、やや浅場で群れていた、お目当てのキンセンフエダイ。数は少ないので、大多数は濁りの下かと思い、取りあえず証拠写真を。

が、バラクーダロックを回り込んだら…とんでもない数の魚の群れが!しかも中層の水の綺麗な水深まで上がってくれています。

岩をぐるっと巻いているのがキンセンフエダイ、その上にイエローバンドフュージラーユメウメイロなどタカサゴの仲間も密集しています。写真でも、散らした点に見えるのは全て魚!

その周辺をグルグル回りながら、捕食のタイミングをうかがっているオオクチイケカツオコガネアジ。大きい個体が多くて迫力有りました。

フレームに収まりませんが…こんな感じで群れがずーっと続いています。動画の方が分かり易いかも知れませんね。

 

深度を上げると最近の常連となっているツバメウオの群れが。10匹ぐらいで数は多くないのですが、逃げないので良い被写体になってくれます。

安全停止の深度はより水がクリアで気持ち良くダイビング終了。曇りがちなのでメチャ明るい水中ではありませんが、流れも緩くて快適でした。

 

 

 

 

 

 

 

潜る日が続いています。

ようやくワークパーミットが発給されました。詳細は追ってご報告します。おかげでサメツアー(笑)の後はようやくタオで落ち着いてお仕事モードに。毎日4ダイブ潜っていますが、写真は参考まで、ぐらいしか撮っていませんので、触りを少しご紹介。

今年のタオの海は水温が例年ほど上がらず(天候もそれほど暑くありませんし)、時々浮遊物が増える状況です。結構異常気象と言っても良いような状況ですが、涼しいせいかあまり話題に上らず…。
春先の特徴で魚影は濃いのですが、写真を撮れたものでは

サウスウエストピナクルクロリボンスズメダイの群れの濃さがハンパないです。元々多いのですが、今はまるで黒雲みたいな塊りになっています。

そこに捕食者も回って来ますが、お客様がタイワンカマスがクロリボンスズメダイを食べているシーンを目撃!
タイワンカマスの捕食はなかなか目にすることが無く、ちょっと驚きです。

また、いつも回っているコガネアジですが、若い個体だけの群れでハンティングしているのも、ちょっと珍しかったです。

 

31日がフルムーンだったためか、翌日のダイビングではクマノミの卵が目に付きました。

ツインズではお馴染みのトウアカクマノミ。大きな貝殻を産卵床にしています。鮮やかなオレンジの部分が卵ですが、色から見て産み立てですね。

 

そして、岩場の上ではハナビラクマノミの卵も見つけました。こちらも産み立ての色。

他のポイントでもあちこちで卵を発見しましたので、満月のタイミングで一斉に産卵したのでしょう。

卵に新鮮な水を送ったり、ゴミを除けて掃除したり、一生懸命の子育ての姿が微笑ましく思えました。

まだまだしばらくは潜る日が続きます。また水中の様子もご報告しますね。

 

 

カオラックから、水中はこんなでしたよ。

と言うことで、水中の様子をご報告。今回、どのポイントも透明度が良く、元々ワイド撮影しか考えていませんでしたが、おあつらえ向きのコンディションでした。

初日の一本目はタチャイ島、少し南に離れた隠れ根のタチャイピナクルです。
ここは流れが速い時があり、入る前はいつも緊張するのですが、潜ってみたら緩やかな程度。安心しましたが、流れがある方が魚が活発なので、複雑な気分です。

それでも、中層の小さなフュージラーたちの群れを追ってカスミアジ

この日目立っていたマテアジの集団捕食が見られました。活発ではないと言いながら、時にはイエローバックフュージラーなどが流れて来て、水中を鮮やかに彩ってくれたりもします。黄色と青のコントラストが美しいですね。

ここの名物と言えば、3Dウミウチワ。ダイバーと比較すると大きさがわかると思います。

まあ、ちょっと遠近法入ってますが…。

2本目のボン島に向かう途中、「ジンベエが出ているぞ」情報が。でも着いた時にいるとは限りませんから…と、少しだけ期待して(笑)エントリー。

ここは、以前白化で死んでしまったサンゴが、また復活して綺麗なリーフが戻って来ました。でも、そのリーフが見えないほど、スカシテンジクダイが群れていて、雲の中にいるみたいです。

モヤッとしか写らないのが残念なところ。肉眼の方が綺麗に見えるかも知れません。他にブラックフィンバラクーダトラフコウイカなどもいましたが、なんとなく静かな気配に、『これは出そうにないな』とあきらめかけた終盤でした。

リーフ沿いからやって来たジンベエザメ。体長6mぐらいの貫禄ある個体でした。一度通り過ぎてから、折り返して戻ってくれたので、ゲストも全員見ることが出来て有難かった。サービス精神ありますね。

今回、動画メインで撮っていたので、ジンベエ画像は動画からの切り出しです。ボン島の素材は簡単にまとめてYou tubeにUPしましたので、そちらもご覧下さい。

 

二日目は、リチェチューロックで2ダイブ。アンダマン海を代表するポイントと言っても過言ではない、素晴らしいポテンシャルの隠れ根です。

ここもスカシテンジクダイに根が覆われていたのですが、今回は少し少なめ。その代わり、中層のフュージラーの群れの密度がスゴイ!

それを追い回すのが、ロウニンアジキツネフエフキの集団です。特にロウニンアジは、今年以上なほど個体数が増えて、ウジャウジャといって良いほどの群れが回っています。

こんなに食べられているんだから、スカシテンジクダイも減ってしまいますね。また周期的に増えるのですが。

他にもニセクロホシフエダイギンガメアジピックハンドルバラクーダなどの群れもいて、撮っていたらキリがない状態です。今が旬ですので、是非シーズン中にお出掛け下さい。

カオラックでのダイビング

前回載せられなかった、カオラックのビーチからの夕景。

アンダマン海は、水平線に日が落ちるので画になります。ビーチ沿いに並ぶリゾートも絡めると、なかなか雰囲気のある夕景写真に。

 

ということで、一夜明けてデイトリップでのダイビングに行って来ました。
カオラックから少し北にある、バーンナムケムという港まで移動。

タイ本土の幹線道路、交通量も少なくて走っていて気持ち良い道です。
バーンナムケムは、シミラン諸島ボン島タチャイ島リチェリューロックなど、主要ポイントまでほぼ最短で行ける立地。

タオでもお世話になっているBig Blueさんのカオラック店、街中のショップの他に、港にもブリーフィングやログ付け、器材洗いもできる現地施設を持っています。これはなかなか使い勝手が良い。

 

ポイントまでは船外機3機掛けの大型スピードボートBlue Dolphin号で。

出掛けはセッティングなどでちょっと雑然としますが…

落ち着いたら走行中はまったりと。この日の1本目タチャイ島までは小一時間といったところです。

面白かったのはキャプテンシート

レーシングカー用のバケットシートですよ。身体は安定するでしょうね。どうせなら四点式のシートベルトを着けて欲しかった(笑)。

ランチを挟んで2ダイブ、波も穏やかで快適でした。水中の様子は、また別にご報告します。

クラビでの撮影開始、絶好調です。

スカイA「SWEET BLUE」の撮影のためにやって来たクラビ。ロケ中は朝から晩まで時間が無くてブログをUPできなかったので、後からのご報告です。最初の5日間は海に出て水中撮影でした。

まずはクラビからほど近い「ローカルアイランド」と呼ばれるエリアのポイントで潜ります。

さすがは南タイ有数のビーチリゾート。出港地は船がひしめき合っています。ここからスピードボートで20分ほど、ビーチから見ても不思議な形の岩(島)が点在しているのですが、その周りで潜ります。

仕事で行っているので、水中写真が有りませんが…。水面下は若干のサンゴと岩、比較的浅いポイントです。
そして、こんな真っ赤な岩肌の島も。

タイ語でコ・デーン、直訳するとそのまま「赤い島」です。この周りはサンゴが比較的多く付いていました。

休憩時間にはカットフルーツ、南タイでも西部の特産?のパイナップルがとても甘くて人気でした。

 

続いてロケ二日目、ピピ島です。ピピはプーケットから行くイメージが強いのですが実はクラビ県で、スピードボートだと1時間弱で到着します。ちなみに、最近厳しくなっている入島制限も、同じ県内から行くボートに対しては規制が緩く、行き易くなっています。
さすがに景観が素晴らしく、観光客が押し寄せるのも無理のないところ。

 

映画「ザ・ビーチ」のロケ地となったマヤベイは、水も綺麗で見ているだけで気持ち良いです。

 

 

今回の「SWEET BLUE」は、本格的フリーダイビングを取り込んだ旅番組、ということで、レポーターはフリーダイビングの世界でもトップレベルの廣瀬花子さんと、モデルの森田菜月さん。

廣瀬さんは水中でまるで魚のよう。泳ぎが気持ち良さそうで見ていて感動すらしました。森田さんも、かなりのレベルで潜れます。ただ潜るだけでなく、二人が絡んだり魚の群れと戯れたり、普通に潜っているダイバーがあっけに取られて見ていたり(笑)、ポイントを変えて様々なシーンを撮りました。

ピピ島周辺では、南に少し離れたビダナイ・ビダノックという二つの岩がメインのポイントとなります。

ここは透明度も良く、キンセンフエダイの群れやブラックチップシャークなどもいて、なかなか中身の濃い撮影ができました。

それにしても花ちゃん(廣瀬さん)、ボートの船首が好きだし停まるとすぐに水に入りたがる。

フリーダイビングの日本代表女子チーム、愛称は「人魚ジャパン」ですが、本当に人魚のようでした。

ロケの様子、この後も続きます。

 

デイトリップと最後の?晩餐

シミランクルーズの後はプーケット発のデイトリップ

日によって行き先が違いますが、基本的にはラチャノイ&ラチャヤイという島近くのポイントと、キングクルーザー(沈船)やシャークポイント(岩礁)といった、島から離れたポイントを回るパターンのどちらかになります。

ラチャの方は、魚はそれほどいませんがサンゴが綺麗で、流れも緩やかでノンビリ楽しめます。

ガイド中は基本的にカメラを持たないので、水中写真が無くて済みません。

キングクルーザー方面は、逆に魚影が濃く群れを楽しむことができます。流れがあるのでややハードルは上がりますが、そういう環境だけにソフトコーラルも多く、華やかな印象です。

これで予定していた仕事は終了。最終日は潜らずに器材を干したり雑用をして、この日のデイトリップに参加していたリピーターさんたちとお食事へ。

正式名称はタイキッチンだったかな?美味しいタイフード、略してオイタイという通り名です。今は希少となってしまったローカルっぽくて美味しくリーズナブルなお店。

スープは定番のトムヤムですが、ココナッツミルクを入れないクリアなタイプ。

これも定番のヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)具を豚の挽き肉にしてみました。

 

他、シンプルなパッカナー(カイラン菜の炒め物)やシーフードのパッポンカリー(カレー炒め)

 

ちょっと変わったところで、手羽元?手羽先?

別にタイ料理っぽくないのですが、普通に美味しかったです。

〆のカオパット(チャーハン)が莫大な量(笑!。イヤでも満腹になりました。

正月期間、忙しくて外食できなかったので、打ち上げ?はタイ飯満喫しました!