ブーゲンビリアの作例

近日発売予定(今月下旬という話でしたから、そろそろか?)のRICOH 本体20m防水コンデジ WG-6 で、いろいろ試し撮りしています。

今回は陸で花の撮影。南タイですから熱帯特有のカラフルな花がそこらじゅうに咲いています。その中で、撮り易い場所を教えてもらって行ったのが

タオ島の北のエリア、リゾートの前に咲くブーゲンビリアの寄せ植えと言うのでしょうか?色違いの花が一斉に観られる場所。

ちなみに簡単にと呼んでいますが、本当の花は中心部に小さく開いた白い部分で、色が鮮やかで目立つのは苞(苞葉)の部分です。色違いのものを組み合わせて、

奥ピンの前ボケ。多少カメラに詳しい方はご存知と思いますが、ワイドのままだとピントの位置がわかり難いので、ズームで寄った状態でシャッター半押ししてピントを合わせたら、フレームを決めてその中に重ねます。

こちらは逆に、前ピンで奥をボカしたカット。

ほぼ同じ位置ですが、手前に小さく白い花の咲いている部分を入れました。

 

苞葉葉っぱが変形したものなので、花弁と違って葉脈があります。
ブーゲンビリアの苞葉は薄くて、太陽光に透かすと複雑な葉脈が見えて美しい。個人的には光の透過した花弁が好きなので、また別の花でもご紹介します。

 

単一色ではなく、グラデーションのかかった色合いの花。暑い南国の日差しの下で、涼し気に見えますね。

花シリーズ、また撮り貯めて続けたいと思っています。乞うご期待。

 

シークレットビーチ発見!

今日は画像整理などで内勤?の日。でも昼間ちょっと用事で出掛けたついでに、最近舗装された道の行き先を見に行きました。

メーハートの港からチャロックバーンカオビーチに向かう途中を、タオの西海岸に張り出した山の方向に向かいます。元々道は有ったのですが、急坂な上に未舗装の部分も多く、『これはヤバいな』とビビッて踏破出来ずにいました。

山のこっち側だけか、と思っていたら、下りの方までかなり延びています。西海岸まで下って、行き止まりになったのが Sai Nuan Beach

この道路が舗装されるまでは、ほとんど陸の孤島レベルだったに違いありません。自分自身もですが、ここに行ったことがあるという話もいまだかつて聞いたことがありません。正直名前も知らなかったですし…。

ビーチ沿いに小ぢんまりとバンガローが建っていて宿泊もできるようです。浜を挟んだ両サイドにはビーチバーも有ります。

 

小さな湾になっていて、岩場が突き出しているので、スノーケリングも面白そう。陸からではなくカヤックで来ている人もいました。

まだ東風のシーズンなので波も入らず浅場は水が綺麗です。夏は西からの波で泳ぎ難いし水も濁りそうですが、5月まではお勧めの場所です。

泳がなくても、この景色を見ながらビールでも飲んでゆっくり過ごす。それもタオ島らしいですね。

舗装されたとはいえ、スピードコントロールの難しい下り坂ではブレーキの掛け方にも気を付けないと。特にバイクの方は慎重運転で行ってみて下さい。

上から見たら…

冬の季節風=東風が収まり、夏の季節風=西風が吹き出す前のこの時期。風が止まって海はベストコンディションを迎えます。波が無いから、タオ島の西も東も行ける状態。今日の午後は東のポイントに行って来ました。

でも、潜るのではなく船からの陸撮。風が収まっているのでドローンでも撮影しました。

島の東海岸から南に突き出すレムティエンという岬。上から見ると岩の張り出しが良くわかりますね。

見ての通り、岩ゴツゴツの地形ポイントですが、向って左の湾内は砂地とサンゴの癒し系エリアになります。いろいろ潜り分けできて面白い。

手前から二番目の岩、他の岩に支えられる状態で、水中では「浮いて」います。実は下を通り抜けることができるんですよ。他にもスイムスルーが沢山有ります。
右側に白く見える岩の下も空間になっています。潜って水中で見る地形は驚くことばかり。

そして、レムティエンから少し北上した場所にあるヒンウォンベイ

湾の出口の、この突き出した岩場と内側のサンゴエリアが特徴のポイントです。

岩場では、やはり地形が複雑でスイムスルーも幾つかあります。

真ん中に見える白い岩、全体が天井みたいになっていて(斜めですが)、下を通過できます。反対に抜けても行き止まりなので、戻って来ないといけませんが…。

そして、その内側のサンゴエリア。黒っぽく見えますが、いろいろな種類が入り混じったサンゴです。浅場はスノーケリングポイントにもなっています。

画面左側に黒い円のように見えるのは、ここの目玉でもあるテルメアジの密集した群れ。上から見たらわかるんですね。

今回、当然動画も撮っていますから、また追ってご紹介しますね。

ヒンウォンベイは、このエリアが南端で、この北にもずっと広がっています。北で潜る機会はあまり有りませんが、上からの景色はいつか撮りたいと思っています。

 

 

 

 

360度カメラもテスト中

RICOHさんのカメラの撮影。メインはあくまでも新機種のWG-6ですが、RICOHと言えば、実にユニークな360度カメラTHETA に触れないわけにはいきません。 特に三次元に被写体が存在する水中世界のために出来たようなカメラだと勝手に思っています。

タオの群れなら絶対にインパクトのある360度撮影が出来る!という自負の下、そこをアピールしてみたら、その時点で最新機種のTHETA V もお借りすることが出来ました。

まだ潜りに行けないので、取りあえず南の島らしい風景が撮れるサイリービーチへ。

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あ、緑のビンは気にしないで下さい(笑)。リゾートの雰囲気です。

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これがTHETA V本体。ダブルレンズ仕様なので、裏面もこれとほぼ同じ形状になっています。が、360度ということは…持って撮影したら自分も写ってしまう。

自撮りならばまだ良いけれど、風景写真には余分な人物がいない方が。
ということで、撮影時にカメラを持たなくて良いように、ミニ三脚と伸縮できる一脚(自撮り棒)を使います。

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カメラへの写り込みの少ない三脚、RICOHさんから純正品が出ていますが、今回はこれで間に合わせ。
カメラをセットしておいて、自分は離れた場所からスマホのアプリで撮影できます。

撮った画像は、アプリでいろいろ加工できるのですが、単純に切り取った画像だと

こんな感じとか、リゾートの中の通路ではヤシの木なども入れ込んで全体が見えるように。

と、撮った素材をどう見せるかが難しいところですが、アプリから360度素材を投稿できる専用サイトに画像や動画をUPすれば、全体を回転したり、360度ならではの見方ができます。

今日の画像は、こちらのリンクからご覧下さい。オンザビーチの方はこちらから。
画面をドラッグしてみたり、PCの方なら画面上のアイコンを選択することで見え方が変わると思います。

今日は陸上だけでしたが、もちろん狙いは水中の群れ。

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水中ハウジングもしっかりGET!してあります。上下左右を魚に取り囲まれる映像、どう表現できるか、今から楽しみです。

 

年越しはシミランの海上で。

年末年始は、またハイシーズンのアンダマン海側への出張。シミラン年越しクルーズです。
ガイドなので、水中写真は有りませんが、船上から見る風景だけでも海で新たな年を迎える素晴らさを感じます。

到着日の朝、Similan No.5 とNo.6 に囲まれた湾内。この水の色を見ただけで、一夜明けると別世界!という気分になりますね。

昼間潜り終えたら、アンダマン海に沈む夕日を見ながらのクルージング。

心地良い疲れを癒すひと時、この後のディナーやお酒も美味しく思えます。

早朝、日の出前には南十字星も見えて、その後の朝焼けは「早起きは三文の得」以上に素敵なもの。

残念ながら元旦は曇っていて初日の出は望めませんでしたが、その前日の夜明けです。

全14ダイブを無事に終え、今年の初仕事コンプリートです。その後1日デイトリップに行って出張も終了…ですが、なんとこの時期に台風1号が発生し南タイを直撃!記録的な年明けとなってしまいました。
タオへの船が出港停止のため移動が出来ず、プーケットで足止めされることに。仕事は無いので、正月休みと思えば気が休まりますが…。

台風の北側に当たるサムイ・タオは風雨が激しい様子。被害が出ないよう祈っています。

タノットベイまで行ってみました。

昨日は風が収まって、しかも何故か夏場と同じく西から吹いているので、東海岸のタノットベイにドローンを持って行って来ました。Tanote Bay と書きますが読みは何故かタノットです。

残念なことに、あまりのベタ曇りでドローン撮影はあきらめましたが、実は陸から行くのは初めて。以前はまともな道路が無かったので、ダイビングの時に海から見るだけでした。

結構急な道を下って行くと、所々にバンガローなどが有って、その間からビーチに出られます。
ビーチは想像していた以上に大きく広がっていました。海から見るのとはイメージが違います。

 

オンザビーチのレストランやバーも何軒かあり、ノンビリ寛いで過ごすには便利ですね。

 

道路が整備されたからか、以前は少なかったリゾートやバンガローなども増えているようです。ビーチに向った斜面に建てられていて、ナチュラル感が高くて良い雰囲気。

 

そして、ここのシンボル?が湾の中央にそそり立つ巨岩。浅くて穏やかなので簡単に泳いで行けます。

 

ちょっと苦労しているようですが、岩の上に登ることも出来るようになっていて。

で、登ったら…降りる時には飛び込みです。我々は通称「飛び込み岩」と呼んでいます。

人の大きさと比較すると、結構な高さが有るのですが…。見ていると、

ほら、飛んだ!

飛び込むのはほとんどが欧米人の若者。良い子は真似をしない方が賢明だと思います。晴れたらドローンで撮影して来ます。

シャークベイは綺麗でした!

好天に誘われドローン撮影に行ったシャークベイは、浅場でブラックチップシャークが見られるのでこの名前に。その話が広まってスノーケラーに大人気のポイントです。

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が、どこから行って良いのかがなかなかわかり難く、しょっちゅう道を聞かれる場所でもあります。

ビーチに直結する道は無いので、このマップだと左下の Freedom Beach 方面を目指して下さい。

途中左に少し入る道があり、そこが Taatoh Sea View Resort の入り口。

 

ここのレストランの脇と言うか、床下!を降りて行くのが一般的なルートです。知らないとスルーしてしまいそうですが…。

小さいけれど、「⇐SHARK BAY」という案内看板も有ります。

結構急なので足元注意で。案内表示に従って階段を下って行くと海が見えてきます。

最後に海に降りる場所には木の階段。その横に小さなビーチがあって、ここが湾内にスノーケルしに行くベースになります。

 

シャークベイと言っても、こちらはまだメインのビーチから離れた方。この写真では右側のコテージが立ち並ぶ辺りです。ビーチはさらに右奥の方になります。

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海伝いに行けなくはなさそうですが、岩場を歩くことになりますので、潮位によってはちょっと難しいかも。荷物さえなんとかなれば、泳ぐ方が簡単かも知れません。

逆に手前の岩場周辺の方が水が綺麗で空いていますから、ビーチでゴロゴロするのでなければ、この近辺の方がお勧めとも言えますね。

 

 

海沿いのちょっと秘密の遊歩道

島内観光スポットと言うほどではありませんが、サイリービーチの南端付近。ナンーユアン島まで広く見渡せて、岩場も入り混じる景観の良い場所です。

ここのランドマーク、ラマⅤ世の立像のある辺りから、南のメーハート側には幾つかのリゾートが並んでいます。

海にせり出した斜面に建てられているので、リゾートに行く道路は陸側を通っていて、海側からアクセスはできないように見えるのですが…

 

一番手前の Ocean View  Resort (ストレートな名前ですね)の海側、岩場に沿って回り込むと…

 

隣の、おそらく View Cliff Resort の下から「Public Road 」なる道が延びています。

潮が満ちている時は、ここまで行くのが難しいかも知れないので、状況確認しながら行ってみて下さい。

リゾートの先に小さなビーチがあり、その先がさらに隣の D.D.Hut の通路に繋がっています。

 

写真の右端に写っている椰子の葉葺きの建物が、多分 D.D. Hut のビーチレストランで、その中を突っ切らせてもらうと、また小さなビーチと通路があります。

これは逆方向から見たところ。ビーチに面しているのは Simple Life Resort です。

 

この先、もうちょっとでメーハートの港に続くビーチまで行けそうですが…

遊歩道が整備されているのは、残念ながらここまで。

ただ、潮が引いていれば、岩伝いに歩いて行くのも出来そうに見えました。足元に注意が必要ですけれど。

特に何かがあるわけではないのですが、ノンビリとビーチや岩場沿いに歩くのも気持ち良いかも知れません。暑くなったらリゾートのバーでビールも飲めますし。

 

ナン-ユアン島を一望!絶好のロケーションです。

いろいろ回った島内観光の続き、今度は島の逆側、メインロードの最も北に位置する Dusit Buncha Resort です。

行く途中、急な坂などもありますが、昔に比べて随分道も整備されました。

そして突き当りがリゾートの入り口ですが…

こんな巨岩の下をくぐって行きます。重なり合っているのは自然のままの筈、いかにもタオ島っぽいですね。

ここから海沿いに降りる斜面にリゾートの敷地が広がっていますが、階段はそれほど急でもありません。樹木も残っていてナチュラルな雰囲気です。

 

そして、海側に開けたレストランがここの売り。真正面にNang-Yuan島が丸々望めます。サイリービーチの方からは、こんなにまともには見えません。

室内だけでなく、テラス席も。日中は暑過ぎますが、夕方や朝は気持ち良さそうです。

しかし!その前に立ちはだかって、眺望のジャマをしている特別席…。ハネムーナーなどスペシャルディナーの時に使われるのですが、前はもっとテラスから距離が有ったと思います。

それに、造りももっとシンプルで、本当に自然の岩の上に登っている感じがありました。TBSの撮影で食事した時は、こんなに周りが囲われていなかったし、階段ではなく梯子段。なんだか余分な物が付いてしまって、かえって雰囲気壊してるのでは?と思うのは私だけでしょうか。

他に目新しかったのはプールです。小さいけれど海を見下ろせる位置。でも、これも残念ながらインフィニティープールではないんですよね。もうちょっと工夫したら素敵なのに、と思ってしまいます。

まあ、細部はともかく、ロケーションは最高。部屋は見ていませんが大半はオーシャンビューだと思います。ダイビング目的でなければ、ここでゆっくり滞在するのも良いかも知れません。

 

 

南のビーチで寛ぎタイム

知人が来ていたので、空いた時間に島内観光へ。主に海沿いの雰囲気の良い場所を巡ってみました。最近あまり行く機会が無かったチャロックバーンカオベイ。湾の北寄りに沿って、岬の先端までずっと歩いて行ける道が有ります。

最初は海側のリゾート内を突っ切ってビーチへ。外部の人間でも通り抜けは構わないのが大らかなところ。

潮が引き過ぎていて海が遠い…。ここから右手の方に、海沿いに歩きます。

 

途中、レストランの中も通り抜け(笑)、一度サンダルを脱いで出口で履き直し、さらに先のビーチも抜けると。

突き当たるのが View Point Resort 。ここまで来ると静かで、まったりとした空気感になります。

 

小さいながらも一応インフィニティープール。レストランでは海を眺めながらの飲食を楽しめます。

 

ドリンクに使われているストローは、使い捨てのプラスチックではなく竹製です。高校生がアルバイトとして作っているそうで、販売もしています。

 

今回、食事はしませんでしたが、暮れ行く海を見ながらのディナーは素敵そうですね。

リゾートまでは道路も有りますが、険しい山越えで道が悪いので、ビーチからの徒歩がお勧めです。途中自然石の出ている場所なども有りますので、足元にはご注意下さい。