午後は島周りの浅場のポイント。小さな生物をじっくり撮れます。
たまたまですが、ブチウミウシの小さなタマゴ、渦巻き状の卵塊です。その向こうに小さいけれど二匹寄り添って、多分これが親なんでしょうね。
同じ根の穴を覗くと、ここを住処にしているオレンジリーフゴビーが。いつも逆さになってこちらを見ているので、正面顔は簡単に撮れます。正面顔以外は難しいですけど…。
そしてこちらも逆さになっているタイプ。ヘビギンポの仲間でセラトブレグマ属未同定種です。目が可愛くて模様も綺麗ですね。
幼魚の間は綺麗な蛍光ブルーのラインと眼状斑のあるブルーバックダムゼル。成魚までの各ステージが見られるポイントは限られていて、ここではいろいろな成長段階を撮ることが出来ます。個人的にはやや大きくなったこのぐらいが、シャープな感じで好みです。
浅いポイントの中でさらに深度を上げると、体色はちょっと地味ですが、動きと表情の面白いオボロゲタテガミカエルウオが結構沢山います。
逃げやすいので驚かさないように寄ると、こちらを向いた顔も撮れますよ。
撮影機材
Camera:Canon EOS 80D
Housing:INON X-2 for EOS 80D
Lens:Canon EF-S60mm f/2.8 Macro USM
Strobe :INON Z-240 ×2