夏場は忙しく、自分でカメラを持って潜る暇がありませんでしたが、さすがに9月も末になって少し空きが出来たので、セイルロックの状況を撮影してきました。
ちょうど季節風の変わり目で風が収まるので、海況は安定期に入りベタ凪の日も多くなります。夏場よりも実は狙い目なんですが、夏休みシーズンから外れるのがもったいないですね。
という状況なので、普段はなかなか行けないセイルロックへの遠征も頻繁に催行されます。風が弱まったのでドローン撮影も可能に。
水中も潮回りにより透明度が若干落ちる日もありましたが、概ね安定して問題無く潜れる状態でした。
深場まで良く見えているので、漁礁ブロック?に居着いている巨大ヤイトハタも探しに行けます。
このブロック、一辺が1.5mだと思うので、ハタの体長はやはり1m超えていますね。主のようでした。
その近くではオオカマス、ギッシリ詰まった行列で移動しています。時おり折り返す地点でさらに高密度に!やや深いのが難点ですが、見ていて飽きない動きです。
そして、やはり深い場所に溜まりがちですが、クロホシフエダイもかなりの数が集まっています。まとまりの良さは他のポイントでは見られないもの。
中層に上がると、潮当たりの良い場所ではタカサゴの仲間たちが水を埋め尽くすように散らばっています。
これはササムロですが、これだけの密度なら、フィッシュアイレンズでも充分撮れますね。
そして、もうお約束。セイルロックの目玉と言っても良いギンガメアジの玉、そこから尾を引くギンガメリバーです。
という状況で、相変わらずワールドクラスのポイントですが、ここに来て難敵が…。
無数に発生しているクラゲです。傘は小さいのですが触手が長く、刺されると結構痛みます。これが潮によっては塊りのように流れてくるのですが、特に浅場に多いため、安全停止もままなりません。レンタルのウェットスーツは半袖半ズボンタイプなので、もしお使いになる方は長袖のラッシュガードや、脚はレギンスなどを重ね着して、肌の露出を避けるのが良いでしょうね。
透き通っていて中心には薄紫の色も付いている。被写体としては魅力的なのですが…。