9月は忙しく(8月より仕事が多い気が…)、なかなか撮影にも出られませんでしたが、月末になってようやくセイルロックにカメラを持って潜りに行けました。
ちょうど季節の変わり目に差し掛かり、季節風が弱まるタイミング。久々に鏡のような海面を気持ち良く走って行けました。
島の上だけ雲が掛かり、水平線が溶けてしまったような光景です。
快晴で波が無いため水中に入る太陽光の照射も多く、透明度も良いのでかなり明るく綺麗な水中です。ストロボ要らないんじゃないか、というぐらい。
水底近くのオオカマスの群れは相変わらず健在で、水が抜けているので群れ全体も見えます。
中層のピックハンドルバラクーダは、空中を飛んでいるみたいに気持ち良さそう。
そして、最近まとまってくれなかったツバメウオも群れを作ってくれていました。
ギンガメアジ玉は深場に行っているようですが、岩周りには若い個体が集まっています。光が入って、ここの方が綺麗に撮れます。
そして、ギンガメと紛らわしいほどに群れているのがマブタシマアジ。個体そのものの形が良いのでこちらもお勧めの被写体です。
中層に広がる群れだけでなく、岩周りにはタカサゴの仲間の子供がウジャウジャと群れています。成長したら広がって大きな群れになるのでしょうね。
いつもは敬遠してしまうクラゲですが、触手が無いミズクラゲ?を発見!差し込む光の中で、透明感が涼しく見えます。
例年通りならば、10月の下旬までこのコンディションが続く筈です。雨期に入る前の短いけれどベストシーズン、また撮影にも出掛けたいと思っています。
撮影機材
Camera:Canon EOS 80D
Housing:INON X-2 for EOS 80D
Lens:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
Strobe :INON Z-240 2灯