久々のチュンポンピナクル

ラヨーンから帰った後、さほど間を置かずにカオラックへ出張シミランクルーズの仕事を終えてすぐまた所用でサムイへ。
と、動き回っていましたが、ようやくタオの生活に戻りました。
2月まで透明度が上がらずにいた海も、やっと水が抜けて本来のコンディションになって来たようです。

と言うことで、今シーズンおそらく初のワイド撮影でチュンポンピナクルへ。

部分的にはまだ白っぽかったものの、特に根の上から中層は明るく見通しが利きました。

暑期で天気は良いので、水面越しの太陽が気持ち良く見えます。

 

定番のテルメアジの群れは、浅い方に上がって来てくれて、逆光のアオリもセンジュイソギンチャク越しの群れも良く撮れます。

上手い具合にダイバーを絡めることも。

 

今年になって増えて来たという噂のギンガメアジは、残念ながらまとまってくれず…代わりに小ぶりですがマブタシマアジが中層で群れていました。

 

アジと言えばコガネアジの編隊。イエローバンドフュージラーに繰り返しアタックして、ずっとお食事中です。

 

根の上では、スジアラコーラルロックコッドが集まって、どうやらサビウツボを追っているようです。

 

去年から良く目にしていたタキゲンロクダイのペア。完全に居着いたようですね。繁殖してくれたら、また幼魚も見られるかも。

面白かったのはオトメベラで、カメラのポートに映る自分の姿が気になるのか、触っちゃうほど近くに来ます。撮影のジャマになるくらい(笑)。
あまりに近過ぎてストロボ光が当たっていませんが、ちょっと面白い画が撮れました。

まだ水底近くが濁りの中ですが、その辺りまで抜けるようになったら、バラクーダ系やフエダイの仲間の群れも見えるようになるでしょう。
個人的には、ギンガメアジのまとまった群れを撮ってみたいものです。

撮影機材
Camera:Canon EOS 80D 
Housing:INON X-2 for EOS 80D
Lens:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
Strobe :INON Z-240 2灯

 

のんびり寛げるラヨーンダイブセンター

現在シミランクルーズの合間ですが、遡って先日潜って来たラヨーンの情報を。ダイビングの拠点となり宿泊も出来るラヨーンダイブセンターのご紹介です。

場所は前回ご紹介した通り、ラヨーンMaephim beach にあります。

幹線道路から海側に入っていくと、ビーチに面して広い敷地とショップの建物が。

目の前のビーチは人も少なく、時間が有ればダイビングの他にここでノンビリするのも楽しいかも知れません。

敷地の陸側には併設された宿泊施設もあり、週末に一泊で行く時には便利です。ラヨーンの街や観光エリアのホテルに泊まることも可能ですが、せっかくだから静かな佇まいの中で過ごしたいと、個人的には思います。

 

ダイビングの出発前には朝食のサービスがあり、お粥ABFを選べますが、プリップリのシーフードが入ったお粥がお勧めです。エビのサイズはその時の仕入れ状況によるそうですが、なかなか立派なものでした。

セルフサービスで飲めるコーヒーや紅茶も置いてありますし、ダイビング帰着後にはビールなどの販売もあります。

 

店内には、私もイチ押しの Stream Trail のバッグなど、販売品も充実しています。急に天候が崩れたりしてもウォータープルーフバッグを用意していけば安心ですね。

 

その日に行くポイントにもよりますが、ショップに帰って来た頃から綺麗な夕景を観ることが出来ます。ビーチと平行して沈んでいく夕日は、タオやアンダマン海でも見られない、また違った画になる光景でした。

 

夕食はどこかに出かけても良いのですが、このショップ前のスペースでオーダーして食べたりBBQをすることも出来ます。海を前にお酒を酌み交わしながら、その日の海の話で楽しい時間を過ごすのも良いかも知れません。飲み過ぎ注意ですが。