今回群れが凄かったのは、ギンガメアジだけではありません。これは前回のドローン撮影の画像ですが、水面越しに岩が見えるほど、上の方は透明度が良く。魚も上手い具合にそこに上がって来て、大きな群れもしっかり見ることが出来ました。
今年はバラけていることが多かったシェベロンバラクーダ=オオカマスの群れは、一本目では水底近くにいましたが、それでも小ぢんまりと綺麗なトルネードに。
2本目では、分かれていた群れが合体して、しかも根の上の方まで上がって来てくれました。トルネードの様子は動画の方がわかり易いですが…。
1本目では行かなかった根の反対側、行って来た人に聞いたら、ツバメウオはバラバラだったというので、期待はせずに一応回ってみました。やはりなかなか見掛けないので、『いないんだなー』と思った矢先!
向こうからスゴイ数の群れが泳いできます。奥の方までずーっとツバメウオ。透明度が良いと言っても、さすがに全部は見えません。
ちょっと近付くと、群れ全体はフレームに入らなくなり、でも離れるとディテールがわかり難い。ジレンマですね。
一定範囲を行き来してくれるので、ダイバーに近付き密度が濃くなる瞬間も。隙間が無くなって、まるで壁みたいです。
他にも沢山魚はいましたが、ギンガメアジと合わせてこれだけでお腹一杯。写真もキリがありません。しっかりと動画も撮りましたから、編集次第UPしますね。
セイルロックを後にして、3ダイブ目はちょっと珍しいサムラーンピナクルへ。セイルとタオ島の中間にある隠れ根です。海面上に目印が無いのと平均水深が深いため、メッタに潜られないレアなポイント。
トップの水深が13mぐらい、水底までは行きませんでしたが、おそらく25mぐらいから聳え立っている大きな岩です。少し離れた所にも幾つか根があるそうで、コース取りによってはいろいろ楽しめそう。
中層の群れや大型の魚はあまり見ませんでしたが、根の片面にはキンセンフエダイとテルメアジの群れがビッシリ。ここだけでしばらく楽しめました。
海況も良く群れもまとまっていて、レアなポイントにも行けたので、ジンベエザメのことは完全に忘れておりました(笑)。
水中撮影機材
Camera:Canon EOS 60D
Housing:INON X-2 for EOS 60D
Lens:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
Strobe:INON Z-240 2灯