噂のシムランスも撮れました。

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またカメラを持ってのダイビングに行って来ました。1本目は前回同様チュンポンピナクルでワイドでしたが、2本目からは島周りのどちらかと言えばマクロポイント。沖縄行きのためにリハビリ(笑)した100mmではなく、もうちょっと大きな物も撮れる60mmレンズです。

岩場の周辺で良く見かける、アオスジハタをクリーニングするエビを撮りたかったのですが、60mmでは寄れず(魚に逃げられる)撃沈…。100mmの方が良かった。でも、めげずに岩の隙間を覗いていると、こんな子がチョコチョコいます。

ヨウジウオの仲間 jan’s pipefish たまたまですがタテジマヘビギンポとコラボしていました。ここ、もう少し岩壁の色が綺麗だったら、というのが残念。

岩のあちこちに付いているセンジュイソギンチャクハナビラクマノミが共生していますが、その中で見つけた極小サイズ。イソギンチャクの触手の太さと同じぐらいです。

横目でこちらを見ながら、かくれんぼしているような表情が可愛いですよね。

 

今回、Big Blue Diving さんのお客様に付いて行かせてもらい、今が旬のフィコカリス・シムランス(Phycocaris simulans)を見せてもらいました。学名しかない小さなエビです。ただ、ここで教えてもらった個体は撮影できず次に持ち越し。
その代わり、こんな小さなコロダイの幼魚を見つけてもらいました。体長1センチぐらいかな?ここまで小さいのは初めて見ました。体を振って泳ぐ姿が可愛らしいです。

 

シムランスを探している周辺、動かないで良く見ていると石の表面や砂地に溶け込むような、微妙な体色の魚がいます。おそらくカスリヘビギンポの若い個体。第一背ビレが面白い形をしています。

 

船に戻る直前、水深を上げていくと沢山のクラゲが流れて来ています。たまに発生するクラゲ水塊。小さいのですが触手が長く、触ると結構痛みが残るので避けながらの移動。

ただ、刺されさえしなければ…クラゲも良い被写体です。透明感のある傘が綺麗ですね。

 

最終ダイブはやはり浅場の砂地を徘徊。一部に広がるガレ場にちょっと留まり、今まであまり撮っていなかった(手抜きでスミマセン)ヒメホシハゼを押さえます。パッと見は黒っぽいだけですが、写真に撮ると名前の通りの蛍光色のホシが美しい。

 

そして、今度こそシムランス。ここのは大きめの個体で撮りやすかった。とは言え、それでも外付けのクローズアップレンズを付けてこのサイズ。白い点が目ですが、肉眼ではとても見えません。クローズアップレンズに関しては、次回ご説明したいと思います。

しかし…知っていてさえゴミにしか見えませんね。

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