ということで、60mmマクロレンズで潜ったチュンポンピナクル。いつもに増して群れの密集度がスゴイ!フィッシュアイだったら、ガッツリ撮れるのに…と思いつつ、密集しているからマクロレンズでも良い感じに切り取れます。
もう定番のテルメアジの群れ。密度が高いのでどこを切ってもグッチャリ感が出ます。この日は珍しく根の上の方まで上がって来ているので、
テルメアジを眺めているハナビラクマノミ、というレアなシチュエーションも狙えました。これ、なかなか貴重なシーンです。
なぜ魚が密集して、上の方に来ていたかと言うと、チュンポンでは珍しいオニヒラアジに追われていたからです。セイルロックには居着いている時があるのですが、ここでは初めて見たかも知れません。
パッと見、小型のロウニンアジみたいで迫力が有ります。小魚が必死で逃げるのも無理はありませんね。高速で泳いでいるのをマクロレンズで撮っているので、ピン甘で済みません。
ササムロなどは逆に中層から降りて来て根の上に溜まっています。固まっていないと身の危険があるからでしょうか。その中をウロウロしているアザハタ。タオのアザハタは黒っぽいのでスルーされてしまう可哀そうな存在です。日本だったら人気者なのに。正直ガイドでも知っている人はほとんどいないんじゃないかな。
たまに光を当てると赤っぽい個体もいるので、スルーせずに是非見てあげて下さい。
60mmでちょうど良いサイズだったのがマブタシマアジ。クリーニングシーンは逃げもしないので撮り易かったです。
この状況だったら、次はワイドで来たいですね。この日撮影したマクロの被写体はまだまだ有りますので、動画も含めて引き続きご紹介していくつもりです。
撮影機材
Camera:Canon EOS 80D
Housing:INON X-2 for EOS 80D
Lens:Canon EF-S60mm f/2.8 Macro USM
Strobe :INON Z-240 ×2