群れが爆発!ジンベエザメも出まくり、なので水中はずーっとワイド撮影でした。が、これからマクロも撮らないといけない。ものすごいブランクなので、マクロ仕様で撮影して来ました。
撮影機材は
カメラ:Canon EOS 60D
水中ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
レンズ:Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ライト:INON LF3100-EW× 2灯+ LE700-S 1灯
事情が有って、ストロボではなくライト撮影です。
まずはチュンポンピナクル。群れだらけの中を完全スルーして、今年から見掛けるようになったミノカサゴ探し。流れていたので潮の下手側に固まっていました。
ご存知でない方のために説明しますと、このカメラに焦点距離100mmのレンズは、かなり画角が狭く、小さい物のアップが撮れます。が、大きい物ははみ出してしまうので…。
全体撮るよりは
ヒレの一部とか、普段良く見ることのない部分。カメラが有ってこそですね。
2本目はサタクットレック。沈船ポイントです。
船のブリッジの天井部分に何個体も居着いているギンポの仲間。カワイイソギンポではないかと言われています。穴から顔を出している表情が可愛いイソギンポですね。
午後はようやくマクロポイントへ。マクロと言えば王道のツインズ。
リハビリなので、共生ハゼがメインです。タオのハゼは数も多いしメチャ寄れるので撮影に最適ですよ。
やたらと目に付くレッドマージンシュリンプゴビーです。写っていませんが、ヒレの縁が赤いのでこの名前が付いています。警戒心の無さでは右に出るモノがいません。これはほぼレンズの最短焦点距離、ここまで寄ると地肌の微妙な模様が見えて、肉眼ではわからない美しさを確認できます。
やはりダテハゼの仲間のヒメダテハゼ。名前の通りやや小型ですが、それでもここまで寄れる。
目の周りの模様が特徴的です。こちらはレッドマージンよりも蛍光ブルーの斑紋が目立ちますね。やはり、寄ってナンボの世界です。一見地味に見えるものも実は綺麗だというのがわかります。
ハゼを撮っていると、必ずと言って良いほどやって来るヤシャベラですが、砂地でダイバーが巻き上げる砂の中のエサを狙っています。なので平気で接近してきます。あまり面相は良くありませんが、目の周りは綺麗。いつかドアップ撮ってみたいものです。
移動中に見かけたミズタマサンゴを覗くと、バブルコーラルシュリンプが。小さくてマクロレンズ向けの被写体なんですけど。
しかし、ここまで寄ると可愛くない(笑)。引いて見せた方が良かった…。
最後はホワイトロック。砂地も岩場もサンゴも有って、ネタに困らないポイントです。ギンガハゼなども撮りましたが、当たり前過ぎるのですぐにパスし、残りはずーっとイバラカンザシ狙いでした。
カラフルな世界なのでハイキーの明るめの露出。そこに迷い込んで来たようなまだ小さいアカホシイソハゼ(多分)が可愛かった。
ちょっと顔を覗かせている感じも萌えますね。何度も行ったり来たりで、ずーっとモデルになってくれました。
リハビリなので、まだまだ感覚が戻っていませんが、これからはもっとマクロも押さえたいものです。