どうも風が収まらないと思ったら、いつの間にやら台風9号ソンティンが、それもベトナム近くに出来ているではありませんか。しかも西寄りの進路、明日には上陸して消える見込みですが、それにしても迷惑なことです。
と言うことで、相変わらず島陰の東のポイントですが、むしろ西のポイントよりも個性的かも。
昨日ご紹介したヒンウォンピナクルのすぐ北側、やはり島沿い近くにある隠れ根が、ライトハウスピナクルです。
ピナクルなので岩がゴロゴロ。深場に行けばここにもブルーコーラルが有るのですが、残念ながら潮が止まっていて萎んでいました。ほど良く(笑)流れている時にまた行きたいと思います。
その代わり、ここも流れるので同じように生えているのがハープコーラル。周りのヤギも光を当てると綺麗な赤に写ります。ハープコーラルと組み合わせての撮影も画になりますね。
深場の潮上にはオオカマスの群れもいるのですが、流れていないのでスルーして、他に見られる群れは、このキンセンフエダイ。まだ小さいのであまり固まっていませんが、黄色が鮮やかに見えます。
早く大きくなって、ちゃんと玉になってもらいたい。
2本目はレムティエン。タオの東海岸に突き出した岬で、昨日ご紹介したレムティエンベイは、この反対側。
こちらサイドは水中も岩ゴツゴツで、重なり合った岩の間をくぐれる地形ポイント。レムティエンケーブと呼ばれます。
広い範囲にスイムスルーが点在しているのですが、今回行ったのは岬の先端方面。
水面直下が完全に抜けている穴が有ったり(今は反対から波が入るので、抜けられませんでしたが)、大きな岩の下が空洞になっていて、一周できる穴も有ります。
スイムスルーだけでなく、巨大な岩壁も迫力モノ。まるで城壁みたいに真っ直ぐそそり立っているので、遺跡っぽい感じもします。
先端は流れる時もあるせいか、島の西では見られないイソバナも付いています。あまり大きくはありませんが、色合いが綺麗ですね。
波除けで潜る場合が多いとはいえ、東側はかなり面白い。生物も探すとハマるポイントがかなりあります。また他の場所もご紹介していきたいと思います。