日帰りマレーシア旅行です!

お盆以降忙し過ぎて、気が付いたら1か月も更新を怠っていました…。いかんいかん。
少し仕事の間が空いたら、ちょうどパスポートの滞在期限が切れるタイミング。ということで、一度出国&再入国のために、マレーシア国境まで行って来ました。

同じような人のために、VISA RUNと呼ばれる日帰りのミニバスツアーがちゃんとあります。日帰りなので時間的にはハード、朝は5時前のホテルピックアップで6時の本土行きフェリーに乗ります。

 

自分でも用意して行きましたが、一応軽食やドリンクが付いていました。乗船時間が1時間半あるので、これを食べたらフェリーの中ではほぼ寝ています。

 

本土のドンサク港付近の遠景。切り立った山が立ち並ぶ不思議な地形です。

ここから延々とミニバスでひた走り。今回は隣の席が女性でしたが、大きいファラン(タイ語でヨーロピアンのこと)と一緒だったりすると、狭くて大変です。

 

途中、ガソリンスタンドにある食堂?でブランチ。サービスエリアみたいな場所なのでトイレ休憩も兼ねています。

ご飯に載せるおかずを二品チョイス。このカレー、ちょっと辛過ぎましたが…。この食事代も料金に含まれています。

主要国道から離れて山道に入り、着いた所が Wang Prachan の国境です。

ナショナルパークになっているように、風光明媚な山並みが続く場所ですが、あいにくの雨模様。付近には何もないのですが、何故か露店の商店街になっています。

 

タイ側の国境、出入国管理事務所?ですが、ちょっと前までは木造のショボい建物だったのが、綺麗に建て替えられていました。

この窓口の右側で出国スタンプを押してもらい、マレーシア側へ徒歩で向かいます。マレーシアから戻ったら、左の窓口で入国手続きをして再入国完了。

 

マレーシア側の国境の建物。こちらは以前から変わっていません。

同じように、左で入国手続きをしますが、その後すぐに右の窓口で出国!マレーシア領内に入ったと言えるのだろうか?というマレーシア旅行です。

 

帰りはギリギリで夕方6時のフェリーに乗船。サンセットのタイミングだったので、綺麗な夕景のおまけ付きでした。

サムイ到着が8時過ぎ、そこから車移動でホテルに着いたのが9時頃と、約16時間の長旅でした。疲れるけれど、1日で国境を越えて来れるのは時間的に助かります。車内では寝ていれば良いので、ドライバーほど大変ではないですから。

ちなみに、今回の料金は1,900バーツ(7,000円弱)です。利用する方はそうそういないと思いますが、ご参考までに。

 

半端ないです!サムイのムーガタ。

サムイで一泊したので、以前同じ店で働いていたスタッフとご飯へ。何が良いかと考えたあげく、天気がイマイチなので温まる鍋兼焼肉のムーガタに決定。

しばらく前からタイでは人気のあるムーガタなので、ご存知の方も多いかも知れませんが、簡単に言ってしまうと、真ん中で肉を焼き、周りの溝にダシ汁を張って野菜などを煮て食べる、浅い鍋のことです。肉も野菜も食べられるのが嬉しい料理。

 

サムイにも何軒かお店がありますが、多分一番の人気店がこちら。バンラックビーチとチャウエンビーチの中間辺り、知らないと行けない場所なので、現地のダイビングスタッフなど在住者に連れて行ってもらうのがお勧めです。

「99の近くのムーガタ」と言えばわかると思います。

 

ムーガタは好みの具材を自分で選ぶ、ビュッフェ形式が普通です。タオにも有るのですが、人気店の理由は具材の豊富さだけでも何種類もあって、食べ切るのが難しいほど。

 

野菜も種類が多いだけでなく、個人的にはキノコ類が揃っているのが嬉しいところ。やっぱり鍋にはキノコが合いますよね。

ここに写っている後ろに、もう一列野菜のバットが並んでいます。葉物も種類が豊富でした。

鍋の具材としては、練り物系のかまぼこや豆腐なども沢山。

 

そして、具材ではなく春巻きヤム(タイ風サラダ)など、タイ料理そのもののビュッフェも有ります。この選択肢の豊富さが、残念ながらタオには無いところ。

 

興味が無いので(笑)撮り忘れましたが、最後にデザートとしてタイのスイーツがありますし、フルーツも食べ放題です。

 

ここまででかなり満腹ですが、〆はアイスクリーム。これも何種類かある中からセルフでスクープして食べられます。

食べ放題で、大人一人200バーツ弱(650~700円)、飲み物は別ですが、お腹一杯になるのでビール1本で済んで安く上がりました。ガッツリ食べたい時には最高のコスパです。

サムイで発見!お洒落なお店

会社の事務処理等のために、久々にサムイに行って来ました。まだお天気がはっきりしなくて、晴れ間も出るものの曇り時々雨、早く回復して欲しいものですね。

こちらのバンラック港、徒歩圏内には有名なビッグブッダが有って、船待ちの時間にプチ観光も出来るのですが、そのビッグブッダの寺門のすぐ手前、海の見えるカフェを見つけました。

その名もSun Set by Angelina このAngelina が何者かは不明ですが、おそらくオーナーの名前でしょう。

 

目の前が海、昼間で曇っていたのが残念ですが、夕方だったら名前の通りに夕景を見ながらビール!が楽しめると思います。

 

小ぢんまりしたお店ですが、多分ヨーロピアンのオーナーのセンスなのか、調度がなかなかお洒落な造りです。

 

海に向いた席はベンチシートで、カップル向けの席だろうに、人数によっては相席?というのが謎ですが…。

クッションの置かれた長椅子、良く見るとタイの伝統的な船の形です。実物を流用したのでしょうか?

 

センターのガラステーブルの脚?は複雑な形の、おそらく流木。凝っていますね。

 

ランプシェードなどもナチュラルな物や民芸調、で良い雰囲気になっています。

昼の観光の休憩に、バンラックにお泊りなら夕日を眺めに、ちょっと立ち寄ってみるとなごめそうなお店でした。ビール小瓶で90バーツ(300円ちょっと)ぐらい、場所代と思えば妥当な値段です。

西表島、水中マクロ編

西表島でのマクロ撮影。砂地に点在するサンゴに様々な種類の魚が付いていたり、ドロップオフ沿いの穴やソフトコーラルでもいろいろ生物が見つかります。
砂地のサンゴは、ワイドでも行けるぐらい綺麗な根でしたが…。

撮影機材はまたマクロ仕様に戻って
カメラ:Canon EOS 60D
レンズ:Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
ライト:INON LF3100-EW 2灯

サンゴの根は幼魚の集合場所、テンジクダイやタカサゴの仲間が入り混じっていました。

おそらくザ・タカサゴの幼魚。沖縄の県魚だと思うと有難みを感じます(笑)。

ノコギリダイアンダマン海にもいる魚ですが、考えてみたら幼魚って見た覚えがない…。どこにいるんだろう?
成魚より色が薄く体高も低いのですが、群れの感じがなかなか魅力的です。

浅くて天気が良いので、根の上の方が露出が難しい…。ライトだとあまり効いている気がしません。

一方、根の中の方にはキンメモドキスカシテンジクダイなどがグッチャリ群れていて、その中で目立つのがクロオビアトヒキテンジクダイ
タオにもいるけれど、ここのはとにかく逃げない。口内保育していると聞いていましたが、それよりも顔の模様のアップをひたすら狙います。

眼から吻にかけての、蛍光グリーンのラインが綺麗な魚です。

エダサンゴの根元を覗くと、可愛いヒトスジギンポの子供もいました。

さらに、インドカエルウオの幼魚も。こんな派手な色(特に目の周りが)なんですね。

 

ドロップオフの壁で見つけたミゾレウミウシ。レア物では無いようですが初見です。良く見ると寄生虫?が付いている。

ウミウチワ(ヒラヤギの仲間ですが名前忘れました)に付いていたガラスハゼの仲間?ホストが大き過ぎて、バックが綺麗な所にならない…。撮り易いけれど考えものです。

 

そう珍しくもないネッタイミノカサゴ。珍しくないと言ってもタオにはいないので、部分的にヒレの模様を。この部分が一番綺麗だと思います。

 

と、やはり普段は見ない魚や生物に目が行ってしまいます。初めての海は面白い。
今回の遠征報告はこれで完結ですが、「沖縄には行き易い」というテーマのもと、また違う島に行ったり、同じ所を再訪する機会があると思います。

今回お世話になった方々、有難うございました。そしてまたよろしくお願いいたします。

 

Peachに乗って沖縄へ、西表島編

石垣島の離島桟橋。お馴染み具志堅用高さんがいらっしゃいます。ここから高速フェリーで45分ぐらいで、西表島の上原港へ。

ダイビングボートもこの港から出るのですが、周辺あまり建物も無く、フェリーの着く港とは思えないほど。

この、何も無いたたずまいが西表らしいと、個人的には思っています。ちなみに、たまたま夜中に起きてベランダから外を見てみたら、

三脚が無くてしっかり撮れませんでしたが、満天の星。肉眼ではもっとハッキリと

天の川も見えました。宿の軒先でこんな星空が見えるって、周りがよほど暗いからですが、自然に囲まれているということですね。

島の西側に回ると、そこはもう陸からはアプローチできない、人跡未踏とも言えるエリア。景観も不思議な雰囲気を醸し出しています。

実際に潜った順とは逆になりますが、この近辺での水中はワイド撮影なので、そちらを先にご紹介しましょう。

撮影機材は石垣の最終日と同じく

カメラ:Canon EOS 60D
レンズ:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
ライト:INON LF3100-EW 2灯

のワイド仕様です。

石垣と西表、すぐ近くで水温も27~28℃と同じぐらいなのに、何故か透明度は西表の方が良く、水も青く見えました。
特筆すべきはサンゴの色合い。

リーフの斜面に散らばしたかのように、カラフルな色合いのサンゴの群体が見られます。

中にはちょっと変わった形のものも。

こういう種類は多分タオには無いでしょう。人工物みたいに整った形ですね。

砂地には所々にエダサンゴが点在し、このカットでは見え難いですが、スカシテンジクダイなどの小さな魚が群れています。

 

まとまった群れは少ないものの、カスミチョウチョウウオハナゴイなどがリーフを彩っていました。

 

今回お世話になったのは、西表の老舗 Mr.SAKANA Diving Service

ショップに入ると何故か…?

ジムになっている(笑)。
オーナーのサカナさんこと笠井雅夫さん、肉体派ダイバーですから。

沖縄行き日程の最後だったので、滞在がやや短く。マクロもちょっと撮っただけでしたが、次回投稿しますのでお楽しみに!

 

 

石垣島、ちょっとだけ水中ワイド編

石垣島では最終日にワイドも撮って来ましたが、残念ながら天候が不安定に…。雨はそれほど降らなかったのですが、曇りがちで水中もちょっと暗い感じでした。前日までに撮っていた方が良かったのですが、こればかりは読めないですね。

風向きの関係でマンタポイントには行けず、リーフ中心の撮影になりました。

撮影機材は
カメラ:Canon EOS 60D
レンズ:TOKINA AT-X 107DX 10-17mm Fisheye
ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
ライト:INON LF3100-EW 2灯
と、レンズのみ変更で他は同じです。

まずはアカククリのいるポイント。アカククリ自体タオでは見ませんから、個人的には珍しい感があります。数はそれほど多くないので、周りのサンゴなどとコラボさせて。

こちらはかなり立派なナンヨウキサンゴ。ここがクリーニングステーションになっているそうです。

もうちょっと沢山集まってくれたら、賑やかになったのに…。

 

一方こちらはタオでもお馴染みのツバメウオですが、ここでは実はバラクーダを探して徘徊中(笑)。ツバメウオが人についてきます。

別に珍しくもないし、水も抜けていなかったのですが、興味深いのはこの漁礁?のブロック。タオで沈められているものとほぼ間違いなく同じです。魚も付いていないのはどちらも一緒。なんのための規格か謎ですね。

結局バラクーダは発見できず、あまり写真は撮れませんでしたが、その近くのポイントでは

浅場の根に綺麗なイソバナキンメモドキなどの群れが付いていて、なかなか素敵な撮影場所になっています。

数匹いたミノカサゴも、良いアクセントになってくれました。こっち向かないですけど、ヒレの方が綺麗なので後ろ姿でOKです。

前日までに潜ったポイントでも、ワイドも撮りたかった場所がありますし、次回は是非マンタポイントへも行きたいものです。ワイドもマクロもネタ充実の石垣島でした。

次は船で移動しての西表島、ちょっと離れただけでまた違う海でした。

Peachに乗って沖縄へ、石垣島マクロ編

沖縄行脚の続きは石垣島です。那覇から1時間足らずのフライトで、ショップにもよると思いますが、早目の便なら着いてから潜れます。

今回お世になったのはSelFishさん。少人数制で「ワガママ」に八重山の海を楽しんで頂きたい、というネーミング。ボートも使い勝手が良くて快適です。

台風発生の影響で、時折天気が崩れ風もありましたが、今年は空梅雨の沖縄地方。晴れ間が広がる時も多く、なにより水温は28℃ぐらい有って、恩納村の23℃に痺れた身にとっては有難いコンディションでした。

海も見た目は綺麗なのですが、このところ濁りが有ると言うので、まずはマクロ撮影。使用機材は恩納村の時と同じです。

カメラ:Canon EOS 60D
レンズ:Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
ライト:INON LF3100-EW 2灯

石垣のマクロと言えば、まずはナカモトイロワケハゼ。深場のアイドルです。何故かこのベラがビンの前でずーっと見張り番?

そして外せない正面顔。目と口元が愛くるしいですね。

こちらは初めて見たヤシャハゼ。ペアの他にヒレナガネジリンボウも、という贅沢さ。

 

スズメダイでは幼魚が目を引きます。人も魚も子供は圧倒的に可愛い。

ニセネッタイスズメダイ。そして、グラデーションのかかった青い体色がメチャクチャ綺麗なアマミスズメダイ。これは成魚も綺麗だと思いますが。

 

ちょっと珍しいところではネオンテンジクダイの群れ。小さいのでわかり難いですが、口内抱卵でアゴがふくらんでいます。

 

これも綺麗だったハナゴイの幼魚。やはり初めて見た魚です。

 

特に珍しくもなく、アンダマン海にもいる魚ですが、石垣のハタタテハゼは個体数が多く、集まっているところを撮りたいと思っていました。

うーん、10匹ぐらい入れたい(笑)。所変われば魚も変わりますし、生息状況も様々ですね。他にも気になるものが沢山いましたが、キリが無くなってしまいます。

石垣ではワイド撮影もしましたので、それは続きでUPします。

沖縄、恩納村でのダイビング

ということで、沖縄二日目はいよいよダイビング、恩納村の瀬良垣漁港から、乗合船で出るのですが、ポイントまでは10~20分ほどなので、毎ダイブ後に一度港に戻れます。

今回お世話になったのは、TVのクレイジージャーニーなどにも出演した「水中探検家&カメラマン」広部俊明さんのショップ、 マリンドリーム<夢塾>さんです。

今回はマクロメインということで、撮影機材は
カメラ:Canon EOS 60D センサーはAPS-Cサイズです。
レンズ:Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
ハウジング:INON X-2 for EOS 60D
そして、ストロボは使わずライト撮影を試してみました。INON LF3100-EW 2灯です。

特に狙いは無かったのですが、やはりタイでは見ない物が目に付きます。

レモンスズメダイは幼魚がすごく綺麗で目立ちます。

メガネゴンベもやたらといる感じですが、タオでは見ないので気になる存在。サンゴの綺麗な所にいてくれると画になります。

 

ごく普通のクマノミもタオでは見ないし、ちょうどタマゴに寄り添っていました。

 

シロブチハタは地味ですが、幼魚はヒレが黄色くて少しオシャレ。これも水中では『なんだろう?』と思いながら、取りあえず撮っています。

 

広部さんに探していただいたヒメイカ(の仲間?)、爪の先ほどもありません。肉眼ではゴミがくっ付いているとしか見えませんが…

 

そして、ニセアカホシカクレエビだったかな?ボカし過ぎて体の特徴がわからない(笑)。

 

 

魚や生物以外にも、環境が違うのでタオでは見ない画が撮れます。

ちょっと可愛い感じ。

そして、所々のサンゴに綺麗に色が付いています。タオは褐色のサンゴが多いので、全体がカラフルで南の海っぽいのが素敵ですね。部分的にですがこの色が一番印象に残りました。

所変われば魚や生物も変わる。海にもいろいろ有って面白いものです。

お昼も上陸するので、近辺のお店でランチを取れます。沖縄ソバなども有りましたが、やはり恩納村のダイビングショップベントスさん系列、と言うよりその2階のきじむなぁへ。

沖縄のソウルフード?タコライスのお店で、特にフワトロの卵を載せたオムタコはここのオリジナルメニュー

美味しい上にヴォリュームもあって満足です。他にも支店があるので、沖縄に出掛けられたら一度はお試し下さい。

恩納村の後は、石垣島に飛んでのダイビング。台風接近中でしたが…どうなったでしょうか?

 

Peachに乗って、安近短の沖縄へ

しばらく間が空いてしまいましたが、その間沖縄方面に行っておりました。GW明けから少し経って、6月ともなると夏前の一時暇な時期になります。雨期以外にお休みの取れるタイミングなので、リピーターのお客様と現地合流し、知人のショップを回る旅です。

昨年の2月から、Peach Aviationバンコク-那覇直行便が就航。片道約4時間半で運賃も4,000バーツ~5,000バーツ程度(約14,000円~18,000円)、しかも一番安いカテゴリーではなく、無料で変更出来て座席指定可能、預け荷物も20kg1個が無料と言う、バリューピーチでのお値段。超お得です。

フライトが深夜の1時25分発なので、バンコク在住のお客様とお食事(飲み)会の後、スクンビット近辺なら10時過ぎに出て空港に向えばちょうど良い時間。

写真を撮り忘れましたが、チェックインカウンターはまだガラガラでした。夜中なので出国審査なども空いていて、順調に搭乗待合室へ。

 

機内は座席のピッチが狭いものの、まあそこは仕方が無いところかと。客室乗務員が日本人なので、なんとなくホッとします。

 

時差が2時間あるので、那覇着が朝の7時半頃。1日の活動を開始するのにちょうど良い時間です。
今年空梅雨の沖縄は快晴で暑いほどでした。

 

ただ、Peach が着くLCCターミナル。何も無くてまるで倉庫の中みたい。預け荷物を受け取るターンテーブルも無く、スタッフが人力でスーツケースなどを並べています(そこは撮影禁止でした)。

また、機内で税関申告書が配られるのですが、あまり積極的に渡そうとしないので『ん?申告物が無ければ要らなくなったのかな?』(なわけないんですけど)と、ついスルーしてしまいがち。着いてから書く羽目になりますので、ちゃんと声を掛けてもらうようにしましょう。
これ、タイに向かう時にも入国カードを何気なく配っていて、もらわない人がかなりいましたが、そこはキチンと言って欲しいものです。

とにかく、このターミナルの出口のすぐ外が

シャトルバスの乗り場になっています。
LCCターミナルからは、シャトルバスのみメインターミナルへの移動手段で、それ以外のバスやタクシー、自家用車などは一切利用できません。それを知らないでウロウロ迷っている外国人もいましたが、その辺説明が無いと不親切ですね。

シャトルバスは10~15分間隔で運行されていますが、タイミングが悪く待たされたり混むと乗れなかったりしますので、その後のスケジュールには余裕を持って計画しておくのが無難です。

 

今回は那覇市内の知人の事務所に寄ってから、以前サムイダイビングサービスのスタッフで、現在恩納村でダイビングショップ「ワールドダイビング」を経営している空君に迎えに来てもらいました。

ダイビングは翌日からなので、この日はノンビリと陸上観光。かの有名な真栄田岬は、ダイバーやスノーケラーで賑わっていました。

 

そしてお昼は、まずは外せないソーキそば。真栄田岬近くのゆんたく亭は、フリーダイビング日本代表の廣瀬花子さんお勧めのお店です。観光客があまり来なくて地元の人中心、美味しくてお値段もリーズナブルでした。

 

観光地としてはこれも有名な万座毛。断崖絶壁がこの近辺の特徴的な地形です。

 

この付近にもダイビングのポイントがあり、明日からの水中に期待してしまいますね。

送迎だけでなく現地案内もしてもらい、大変お世話になりました。これから夏のシーズン、頑張って下さい。ショップの写真を撮り忘れたので、

男同士のツーショットです(笑)。続きはダイビングのご報告になります。

 

 

サメにまつわるエトセトラ

シャークジャーナリストの沼口さんと巡るサメを求めての旅、スラタニの市場では空振りに終わりましたが、その帰り道に道端の屋台で…

ナイトマーケットで見つけたシノノメサカタザメの楯鱗(じゅんりん)の、こちらは指輪です。フライドチキン揚げてるおばちゃんが、まさかこんな物も売っていようとは(笑)。

そして、このリングの部分が不思議な色と光沢。聞いてみたらガラパンハーと言っていましたが、ウミウチワのことですね。おそらく幹に相当する部分を輪切りにしたのでしょう。全く思いも及びませんでした。

そして、スラタニを後にしてシーフード屋をリサーチすべく、一路サムイ島へ。

夜のチャウエンビーチロード、沢山の飲食店があって賑わっています。

 

シーフード店の店先で見つけたサメは3匹だけでしたが、沼口さんは興味津々。種類や成長の程度、そして肝心の鮮度まで、詳しく評価していました。

その中で、一番鮮度が良く小さい個体だった(若い方が美味しいらしいです)お店へ。

チャウエンでは老舗のSamui Seafood あ、サイトを見たら、ここムアンサムイリゾートの経営になったんですね。 オシャレだけどいいお値段します。

でも、メインのサメの他に、何品かタイ料理をオーダー。まだ食べたことのないメニューもありました。

鶏挽き肉のカレー炒めをポテトに詰めて焼いたもの。カレー味とポテトがなかなか良く合います。

ごく普通にシーフードのヤムウンセン(春雨サラダ)ですが、盛り付けも綺麗ですね。

 

そして、サメは料理法を聞いたらBBQかステーキが良いとのこと。BBQだと固くなりそうなのでステーキをチョイス。ちなみにこれは体長70cmぐらいの、オオメジロザメの子供ではないか、とのことでした。
オオメジロザメ、いわゆるブルシャークです。大人は危ないサメと言われているのに、それを食べてしまうとは…。

白身であっさりしていてクセが無く、良く言われるような臭みも有りませんでした。1kg700バーツの量り売りで、1人前を300gでオーダーしたので700円ぐらいでしょうか。他のお店で聞いても値段は似たようなものでした。

せっかく鮮度の良いサメを選んだのに、あれは見せザメ(笑)で、料理として出すのは別の個体だったらイヤだな。と思っていたのですが、お店を出る時にみたら、看板(笑)のサメはちゃんと切られていました。

 

食事時間以外はビーチロードを歩いて、サメグッズのチェック。小物や衣料品は少なかったのですが、アクセサリー屋さんには、サメの歯の加工品が。

沼口さん、歯の形を見るだけで、どの種類のサメかが大体わかるそうです。凄いですね。

そして、このブレスレットの白い部分、サメの骨だそうです。こんな形なのは初めて知りました。骨の形状から見てトラフザメではないか、とのお話。

いろいろお話聞いているだけで、「へぇ~⁈」というトリビアな知識が尽きませんでした。